焼き鳥にはかなり「豚肉」が混じっている

戦後間もない頃はスズメの丸焼きと称して鶏のヒヨコの丸焼きを出す店が多かったという。どちらも鳥には違いないから言われなければ分からなかったのだろう。

では今日、焼き鳥として売られているものの中に実は豚肉が混じっているのはどうか。厳密にいえば不当表示であるから消費者団体が抗議すれば公正取引委員会あたりが調査に乗り出す問題かもしれない(?)。しかし、これはいわば公然の秘密で客も承知の場合が多いのであまり問題にならないかもしれない。

焼き鳥のなかのハツ(心臓)やタン(舌)などは多くが豚肉と思っていい。鶏のモノがあんなに大きいわけかない。つまりは「焼きトン」なのだ。中には焼きトンと焼き鳥とをちゃんと区別して出している店もあるが体外は全て焼き鳥として客に出しているようだ。

そば屋の鴨南蛮は鴨肉でもないのにそのように称するのはおかしいと問題になり今では本当の鴨を使っている場合を除いては鳥南蛮とメニューが書き替えられたりしているが、こっちはまだ同じ鳥どうしだ。焼き鳥と焼きトンが混じっているほうが問題は大きいと思うのだが。それとももはや「焼き鳥」というのは肉の串焼き全体の料理名となり、材料は鳥でも豚でもいいのだろうか。

— posted by 本間 at 03:41 pm