イチゴジャムはリンゴから作られていたってホント?

果汁ゼロパーセントのオレンジジュースなんていうものが、炭酸飲料水によくある。何とかオレンジとか、何とかグレープといいながら、その味も香りも色も、すべて人工的につくったもの。しかし、これは飲むほうもそうと知ってて飲むのだから、消費者を騙しているわけでもない。では、イチゴジャムだと思って買ったものが、じつはイチゴではなく、リンゴを原料にしているとしたら、どうか。そんな面倒なことをしないで、最初からリンゴジャムとして売ればよさそうなものだが、ジャムのなかでは、何といってもイチゴジャムがよく売れるので、リンゴがイチゴに化けることがあるらしい。

ジャムになるリンゴは、台風などでせっかく実ったものが落ちてしまい、傷ついてしまったもの。味には変わりはないのだが、外見が悪いのでとてもそのままでは売れず、ジュースやジャムの原料として安く買い叩かれていくというわけだ。そのなかで、ジュースになるものはちゃんとリンゴジュースになれるのだが、ジャムへの道を歩むリンゴは、なぜかイチゴに変身させられてしまう。

ジャム用のリンゴは、イモやデンプンが加えられ、ドロッとしたジャムになっていく。さらに、イチゴの色や味を出すために、さまざまな食品添加物が加えられ、できあがり。イチゴを使えば、砂糖を加えるだけでジャムになるはずなのに、リンゴをイチゴに変身させるには、かなり手間がかかる。しかし、そうしたほうが安くつくというのだから、よくわからない世の中である。イチゴジャムにされてしまう、リンゴの気持ちは、誰にもわからない。

— posted by 本間 at 12:40 am